女性の一人旅

女性の一人旅

女性が一人旅をする場合、ヨーロッパなどの海外へ行くという傾向もありますが、日帰りができる国内の温泉や沖縄や京都・奈良なども人気があります。
温泉やエステ、ヨガ、ダイエット、散策など、海外へ出かけていくアクティブな若い女性ばかりではなく、
気を使わずに自由気ままに一人旅を楽しむ中高年の女性も多くいます。
一人旅が初めての女性は淋しさを感じることもありますが、
一人旅では情報交換が必須のため、出会った人とすぐ友達になったりすることの面白さや、
宿を決めたり、値段交渉や移動を自分ひとりで決断・対処しなければならない達成感にとりつかれて、
一人旅にはまる女性も少なくありません。
ひとりでとる食事に淋しさも慣れの問題ですし、ヨーロッパなどではカフェを利用すれば苦になりません。
女性の一人旅では安全が一番気になります。
旅行代理店のツアーを利用する場合には、あらかじめ注意事項を聞いておきましょう。
夜間に一人でウロウロと部屋の外へ出ないことなどが鉄則です。
詐欺の標的になることも多いため、タクシーなどに乗る場合は、
ホテルなどが紹介するタクシーチャーターが安全です。
現地の日本人向けの旅行会社がそのようなサービスを行っている場合もあります。

女性の一人旅で利用されるYWCA

写真 YWCAは、Young Women's Christian Associationの略で、日本語では「キリスト教女子青年会」といいます。100か国以上の約2500万人の女性たちが参加している国際的なNGOで、平和・非暴力・ジェンダー・貧困などの問題に包括的に取り組んでいます。日本YWCAも1905年に創立されています。
YWCAは、1855年、エマ・ロバーツとメアリー・ジェーン・キナードが女性の相互扶助のためにイギリスで設立されました。ナイチンゲールとともにクリミア戦争の負傷者の手当てに行く女性たちのために設けていた宿泊所をロンドンの女性たちに開放し、休息や社交、研修の場として利用できるようにしました。
YWCAの報告書によって女性が置かれている劣悪な労働環境が明らかになり、改善につながったのがYWCAとしての活動の始まりと言われています。
YWCAの雇用登録所が教育機関などに付設され、若い女性の旅や最終目的地での受け入れを準備する移住課が開設されました。また、寄付金によって安価な料金設定の休暇用宿舎や保養所、女性用レストランなど開設したり、家庭学習部門を設立し、聖書の勉強だけでなく、歴史・地理・算数などの教育も受けられるようにしました。
その後、当初23人だったYWCA会員は、ロバーツが没する1877年にはイギリス国内ですでに1万人に増え、1890年代には10万人を超えており、ロンドンにオフイスを置く世界YWCAが組織されるようになりました。